お家でくつろぐために揃えたい家具の一つがソファ。
購入を検討するにあたって、自分や家族インテリアに合うものを選びたいので、座り心地やデザイン性は重視するのはもちろん、価格も気になりませんか?でもソファの相場って…調べれば調べるほどわからなくなり、そもそも相場って存在するのか疑問に思われることでしょう。
今回はソファの値段について調べてみましたので、是非参考にしてみて下さい。
目次
ソファの値段の相場ってどれくらい?
ソファと一言で言っても格安なものでは1万円を切り、高級ブランドでは数百万円のものも存在します。使われている素材やサイズ感が違うことによって値段に差が生まれるのはもちろん、ブランドやデザインなども値段に大きく影響してきます。このように、正直なところソファの相場を出すことは非常に難しいです。
それでもあえて、相場を出すとするならば、2~30万円前後と言えるでしょう。よくインテリアショップで見かけるソファもこの辺りが多いのではないでしょうか。
格安のソファは、使われている素材についても安価なものが使用されているので、機能性や耐久性では期待ができず、劣化も早い傾向にあります。一方、高級ブランドやデザイナーズソファなどは、質の良い素材を使っていますが、ブランド料やデザイン料なども含まれた価格設定になっています。
ソファは外側から見えない部分が多いため、コストカットの際にはその部分から手を付けていくことが多いです。クッションの中材である羽毛やウレタン、躯体の木工部分やバネ材やテープの質などです。当然良いものを使っている場合は、値段も上がってきますが座り心地も良いはずです。相場の範囲の価格であっても、必ず座って確かめて、自分に合ったものを購入することをおすすめします。
一般的なソファにかける値段っていくら?
ざっくりと相場はお伝えしましたが、一般的なソファにかける値段はいくらくらいなのでしょうか?
まず、ソファ自体にかける費用は十人十色だと思われます。こだわりを持ってソファを選ばれる方もいれば、インテリアの一部としてソファを購入される方、子供がいるからソファにこだわりたいけれど汚れが気になるなど、様々な事情、環境などがあるからです。
特にこだわりはないけれどソファのある生活がどのようなものか試してみたい方や、小さな子供がいてゆくゆくは買い換える予定の方などは、2~15万円くらいのソファで検討してみてはいかがでしょうか。逆にこだわりがある方や、長く使いたい方などは、30~40万以上の高額なソファを検討してみてもよいかもしれません。
長く使う場合はメンテナンスのことも気になります。カバーリング仕様であれば替えカバーを購入できたり、量販店で購入するよりもメーカー直営店などで購入した方が修理についても直接相談に乗ってくれるなど、長い目で見た場合にはよいかもしれませんね。
次に、配送費についてです。
ソファのような大型家具の場合、自分で持ち帰ることは困難なため配送業者にお願いすることになると思います。目安ですが、一人掛けで5000円前後、二人掛けで10000円~15000円前後、3人掛けで15000円以上になることが多いです。カウチソファセットを購入する場合は、2台計算されることも一般的です。
また、お買い換えでお持ちのソファがある場合は、処分費用も必要になります。買い替えの場合は、回収業者よりも安くソファの引取りを行ってもらえることもあります。回収業者を利用する場合には、業者によって料金が違うので何社か見積もりを出してもらってから最終的には決めましょう。
行政の回収を依頼することもできますが、費用が抑えられる分、大型ソファの場合は自分で回収場所まで持っていく必要があったり、現実的に難しい場合もありますのでよく考えるようにしましょう。エコの観点から見れば、フリマアプリやリサイクルショップなどで新たに使ってくれる方を探すのもよいかもしれませんね。
その他、納品時にクレーンを使わないと搬入できない場合はクレーン費用であったり、吊り上げ費用、階段のみのマンションの場合など階段割増など、大型家具ゆえの出費が多いです。このように見ていくと、ソファ本体以外の部分でも費用が意外に掛かるのだと改めて感じますね。
ソファの値段をブランド別に紹介
ここで、価格帯別におすすめブランドを紹介いたします。実際に店頭で座り比べてみても面白いかもしれませんね。
低価格ソファのニトリ
布張りソファ キャッツ3
【価格】¥23,055~27,685(税抜)<2021/4現在>
「お、ねだん以上。」で有名なニトリ。TVCMでもよく見かけますし、店舗数も豊富なので、私たちに馴染みのあるブランドですね。ニトリのソファは、お部屋に合わせて、デザインや、素材、サイズ、カラー、全てにおいてバランスよく展開しており、価格もお手頃です。ソファ以外の家具や生活雑貨も取り揃えているため、低価格でお部屋のトータルコーディネートができることも魅力の1つです。
圧迫感のないコンパクトタイプなので、人が集まるリビングの空間にも奥行きが感じられます。肘部分が低く平らで柔らかいため、もたれかかったり、横になってウトウトしても、枕として快適な使い心地です。2人掛けと3人掛けが選べて、カラーはグリーン、グレー、ダークブラウンの3色から選ぶことができます。
カジュアルソファ パック3
【価格】¥19,900(税抜)<2021/4現在>
幅が約132cmとコンパクトなソファ。一人暮らしで、ワンルームなどコンパクトなお部屋でもソファを諦めたくないという方におすすめです。肘部分を薄めにしてあるので座面は最大限広く使うことができます。背には厚めのクッションを配置しているので、ゆったり体を預けられ、自分だけのくつろぎの時間を満喫できます。カラーはネイビー、ベージュ、グリーンの3色から選ぶことができます。
一般価格ソファのカリモク
カリモク家具といえば、日本最大級の老舗家具メーカーとして知られています。木工所として創業した当初から、優れた職人がおり、彼らが培ってきた確かな技術を継承しながら、現在も家具作りが行われています。
作りの良さと、デザイン性の高さが魅力的です。カラーが決められてあるレギュラー品のみではなく、対象モデルはあらかじめ設定してあるものの中から生地や木部色などを選ぶことができ、インテリアにあったカラーでオーダーすることが可能です。
ZU46モデル 2人掛け椅子
【価格】¥286,000(税抜)<2021/4現在>
全体的にアールがかったデザインのスタイリッシュなZU46シリーズ。
背もたれの下部クッションが斜めに設計されているため、ゆったりと背中を包み込まれるような座り心地で立ち上がるのが嫌になってしまうくらいです。また、背もたれの上部クッションを垂直に近い角度に設計したことによって、頭をしっかりと支え長時間座っていても首が疲れずに過ごすことができます。
ZT73モデル 2人掛け椅子
【価格】¥257,000(税抜)<2021/4現在>
カリモクソファの中で最もロングセラーのZT73シリーズ。
人間工学を基に設計し、座面や背もたれのクッションは長時間座っても疲れないように体圧分散されるウレタンを使用しています。ZU46シリーズ同様、背もたれ上部クッションで頭をしっかりとサポートするので、テレビを長時間見ていても疲れることがなく、気持ちよく過ごすことができるソファです。
高級ソファのTRES
最後に、高級ソファの中でも特におすすめなソファ専門店TRES(トレス)のソファを見ていきましょう。
TRESは国内トップクラスのソファを製造販売することを目的として創業しました。創業以来、ソファづくりを熟知した専門のデザイナーが全商品のデザインを担当しており、企画デザインから製造出荷に至るまでの全工程を石川県にある自社工場で行っています。
イタリアの高級ブランドと変わらない造りのものを、お客様のご要望に合わせて、規定の物以外のデザイン、サイズ、座り心地など、全てフルオーダーで製作することができます。選べる生地も豊富で、イタリア直輸入の生地は160種600色と他社を圧倒しています。
GRVA カウチセット
【価格】¥756,200~(税抜)※ソファ2台分の価格<2021/4現在>
奥行き110cmと広々とした座面が特徴で、座面に上がって、あぐらをかいたり、寝転んだり、様々なくつろぎ方ができるTRESの人気№1ソファ【GRVA】です。さらに、ダブルクッション仕様を採用しており、くつろぎ方の幅が広がるとともに、どなたでも自分の好きな体勢を見つけることができるようになっています。座面は、フェザーと高密度ウレタンの組合せがもっちりとした安定感のある座り心地を生み出しております
TB カウチセット
【価格】¥693,200~(税抜)※ソファ2台分の価格<2021/4現在>GRVAとは違い、オールウレタン仕様のTBも人気モデルです。
高密度ウレタンを使用しており、弾力のある上質な座り心地が特徴になります。硬めが好きだけど、底突き感があるソファは嫌だという方には特におすすめです。また、座面はワンシートを採用し、直線的なデザインなので、モダンですっきりとした印象になります。空間をより洗練されたものにワンランクアップさせてくれるでしょう。
TRESのソファは定番サイズの展開も豊富なので、是非一度店頭で座り心地を確かめてみて下さい。
まとめ
ソファの相場は2~30万円がボリュームゾーンです。しかし、価格だけではなく、自分の環境や状況に合ったソファを選ぶことが何よりも重要です。安いソファは見えない部分でコストカットされているので、長く使いたい場合は、ある程度の価格のものを購入しないといけないです。
ソファは大型家具ゆえのその他の出費もあるので、購入前はよく考えてから後悔のないソファ生活を始めましょう。