皆さんはソファを購入する際、何を基準に選びますか?
大まかに分けると「座り心地」か「デザイン性」のどちらかを答える方が大半なのではないでしょうか。ソファとは本来、「くつろぐための家具」であるため、特に重要なポイントは「座り心地」です。もちろん「デザイン性」もインテリアを上手にまとめるためには大切なので、両方兼ね備えたソファであることが一番ですね。
今回は「座り心地」の方に的を絞って解説していきたいと思います。
では、「座り心地の良いソファ」とは一体どんなソファなのでしょうか。現在お使いの方であれば、「今の○○なような座り心地が最高」「次買うなら〇〇な座り心地のソファがいい」などと、長所や短所を感じたことがあるはずです。
中には初めてソファを購入・使用される方もいらっしゃるので、「どんなソファが座り心地の良いソファなのか分からない」方もいらっしゃると思います。そのような方に向けて、重要なポイントをご紹介いたします。ぜひ、参考にして満足のいくソファを見つけてください。
目次
座り心地の良いソファを選ぶには
「座り心地の良いソファ」のポイントは、
長時間座っていても疲れにくいこと=体圧分散がきちんと成されていることです。
体圧とは体表面に加わる圧力のことを言います。体圧が分散されず一カ所に負担がかかると、同じ姿勢でくつろぐことが困難となり、疲れやすくなります。その結果、疲れるソファには座らなくなるのです。
人により座面に座った際の「硬さ」の感じ方は様々。そのため、「硬め」「柔らかめ」どちらがいいとは一概には言えません。座る人の体型や好みによっても感じ方は異なるため、やはり実際にソファに座って確かめる必要があります。また座り心地を左右するのは座面だけではなく、背と座面のバランスも大事です。
一瞬座っただけでは、購入後に「あれ?何か疲れる…こんなはずじゃなかった。」となりかねません。ショップで座った際には「快適でいいソファ」と感じても、自宅で長時間くつろいでいると「何故か疲れる」ことは意外とあるのです。身体のどこか一部に負担がかかっていたり、体圧分散されていないと同じ姿勢ではくつろげなく、歪んだ姿勢で何度も体勢を整えるといった具合です。
決して安い買い物ではないため、購入される際にはお店で少なくとも20~30分座ってみることをおすすめします。後悔のないソファを選ぶために、普段のくつろぎ方で長時間座ってみたり、色々な体勢で試してみることも大事です。
また「座り心地の良いソファ」は”床から座面までの高さ”と”ソファの奥行き”とのバランスが非常に大切になります。ご自身やご家族もしくは一番長く座る方の体格に合っているソファを選ぶことをオススメします。座る人の身長や足の長さ、普段の過ごし方、くつろぎ方によっても変わりますが、座面までの高さと奥行きが重要なポイントになります。人間工学の観点から、ロータイプのソファは奥行きが深め、床からの座面が高いソファは奥行きが浅めに設計されています。
普段どのようにソファでくつろがれるかが重要となりますが、ご家族で体格差がある場合はどちらか一方に合わせることとなります。その場合、体格の小さな方はクッションなどで補えるため、体格の大きい方に合わせるとどちらも満足のいく形となります。
また過ごし方によって選ぶソファも変わってきます。
あなたはどのタイプに当てはまるでしょうか?
・しっかりとした姿勢で座る
・横になって寝ることが多い
・ソファに上がり込んで座ることが多い
しっかりとした姿勢で座ることが多いのであれば、奥行き浅めで膝裏がソファの手前と合っているかが重要です。合っていないのであれば、脚をカットしたり替えたりできる場合もあるのでお店の方に確認してみましょう。
横になったり上がり込んだりする場合は、奥行き深めのソファがベストですね。ご自身、ご家族の過ごし方にあった高さを選ぶことが大事です。
ソファの座り心地を改善することはできるの?
ソファの中身は一般的には公開されていないことの方が多く「中身の見えない家具」とされています。価格に見合ったものもあれば、実際には粗悪なものが使われている場合もあるので、何が使われているかを知ることが出来れば安心ですね。
ソファも量産型から、お好みに合わせて選んでいくオーダーやセミオーダーのものがあります。量産型ソファであれば座り心地を選べるお店は少ないのですが、【ソファ専門店】であれば座り心地もお好みに応じて選べたり、様々なカスタマイズが可能なお店もありますよ。
ある程度の価格帯のソファであれば、一般的には「ウレタン」や「羽毛」が使われています。(※綿などが使用されている場合もあります。)「ウレタン仕様」や「ウレタン+羽毛仕様」の座面の場合、その中身の仕様を調整することで、座り心地を変えることが出来ます。
ソファは長年使い続けることで経年劣化は必ず起こります。新品時には想定していなくても、経年劣化により座り心地を改善したいというお買い替えの方もいらっしゃるでしょう。ソファの中身を交換したり、メンテナンスしたり出来る【ソファ専門店】もあるのでご安心ください。
座り心地の良いソファのおすすめブランド
座り心地を追求したソファ【カリモク】
カリモク家具は愛知県に本社を構える日本最大の国産家具メーカー。主に家庭向けの家具の製造から卸まで手がける家具・インテリア企業です。
「カリモク」という名前は広く知れ渡っており、全国に大きなショールームもあります。カリモクの家具のクオリティは高く、「家具を買うならカリモク」と決めていらっしゃる愛用者も多くいるほどです。リクライニングチェアも有名ですね。
ZU46/UU46モデル
■“スタイリッシュ”にこだわったデザイン
後姿や脚の形にもこだわり、間仕切りとしても使いやすい、すっきりとしたデザイン。お昼寝もしやすい低い肘、掃除のしやすい上げ脚など、機能面でも使う人に配慮しました。
■座り心地・耐久性に優れた “ニューモールドフレックス”採用
人間工学から生まれたウレタンクッション“ニューモールドフレックス”を採用。独自の穴あき構造による優れた体圧分散性と、成形発泡による高い耐久性を実現したクッション素材です。
座り心地と耐久性にこだわったソファ【TRES】
トレスは、東京と金沢と京都に実店舗を構えるソファ専門店です。サイズ、デザイン、座り心地。あらゆるお客さまのお好みに合わせたソファをオーダーメイドで一つひとつ丁寧に仕立てる「ソファテーラー」として、上質で耐久性に優れた一生もののソファをお届けしています。他では成し得なかったソファもここなら可能にしてくれそうです。
GRVA
■国内産ソファでは圧倒的な奥行き110㎝
トレスのソファの中で人気№1の売れ行きを誇るソファ【GRVA】。胡坐をかいて座ったり寝転んだり、今まで床でしていたようなくつろぎのスタイルをソファ上で叶えてくれます。
■高密度ウレタンを積層し座り心地は抜群
少し硬めの座り心地はじんわりと身体が沈み込み、長時間座っても疲れません。さらに座り心地の魅力は、高密度ウレタンだけにあらず、ハンガリー産マザーグースのスモールフェザーを使用しており、極上の包み込まれる座り心地。体圧分散による安心安定の座り心地のロングセラーヒット商品です。
まとめ
座り心地の良いソファとは、長時間座っても疲れにくく快適に座ることの出来るソファです。心地よさは個々によって異なります。実際にご自身で座り比べて、自分に合ったソファを選びましょう。
・普段の過ごし方に合ったソファを選ぶ
・体圧分散されているソファかを確認する
・体型や体勢に応じた高さや奥行きのものを選ぶ
・自宅で過ごすような体勢で確認する
・最低20~30分座って確かめてみる
以上のポイントを確認しながら、自分に合ったソファを見つけてみましょう。座り心地の良いソファはあなたのくつろぎを変えてくれることでしょう。